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休みが三日も続くとやっぱり嬉しい。増えればそれだけ収入も減るが気にならん。今日は銀座、東京セントラル美術館で現代書道家春の新作展を観てきた。さすがに薄墨によるあっさりフワフワした作品は数がない。青墨はある種、流行だとはよく言ったものだ。しかしながら、新潮流の流れとはいっても、記憶に残る作品は少ない。篆書、隷書数点以外は総て草書だった。日本の書は材料、道具は一流だが、書は丸い。厳しく言えば甘さがある。しかし現代中国の書は、やはり遙か昔より勇壮で厳しい。日本のかなにそれは認められるけど、何せ今の時代。実用として題字に用いられることはまだまだ少ないこともあって、なにかさみしい。もともと段を取るにも仮名は難しいらしいけど。漢詩は相変わらず旺盛だが、なぜか今の時代にそぐわない気がしたがこれも選び方また取り組みや書体によるところも多いのかなあ。隷書に筆運がハッキリ見られるものもあり、新しい発見もあったが、全体として緩慢。達筆はあっても良書と断言できないな。
でもこういった今の展覧会を無視してはいけないし、自分を律する意味でも機会は出来るだけもうけた方が良いよな。
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