cloudy and rain

UNIXやLINUX、時事放談など気になったことを無作為に書きつらねています。 The topic which becomes matter of concern of UNIX and LINUX and society is written on world wide.

Sunday, July 01, 2007

2007年6月30日、麗澤大学での講演

もうすっかり取りざたされているので今更とも思うが、敢えてこの話題に触れてみました。全文があればなと思ったのですが、どうも削除対象になると思われているので、講演内容の詳細はよく解らずWEBではどれも、かいつまんだ形での「要約」だけです。先日この講演より前にアメリカでのイラク戦争を批判するような発言が取りざたされ、他にも色々あるようです。アメリカと日本の防衛戦略上の立場を考えても、発言の中立性の視点から云うと「稚拙」というべきではないでしょうか?先日のイラク発言は低迷したブッシュ政権とイギリスブレア首相という謂わば”時勢”がもうこういった国際世論に合わせた発言が「トレンド」としてみたのか、発言の時期は「批判してもたいした影響はない」と見込んだらしい印象がします。
アメリカの政権が変れば、国際世論に同調しても何ら影響はない。と。
そういった立ち回りは出来るのに、原爆投下一ヶ月前、しかもその前に大きな選挙もあるのに、長崎は選挙に関係ないとでも思ったのでしょうか?冷静に考えてもいまいちタイミングを考慮した振る舞いとは思えません。影響ないかどうかじゃなく、「これ以上リスクを負うのは、危険」という閣僚としての”意識”の問題でしょう。好調ではない政権基盤をこれ以上批判対象にすべきじゃないでしょうし。石破元防衛大臣は、頭の切れる人と久間防衛相を評価していますが、これは自分の方が閣僚としての知識と経験がある為の、励ましの意図があるためかも知れませんが、少なくとも米軍基地を排除するわけにはいかないこの国の立場を考えると、「慎重」な発言が自分の立場を救う外交について、大臣として必要な一般知識については、希薄といわざるを得ません。防衛大臣としての経験はない。当たり前ですが農水省出身ですから、外交と絡む防衛大臣の起用は、安部首相、実にセンスがない。橋本内閣の頃とはずいぶん状況が変りましたし、
(この時も防衛大臣は久間)石破が自分をよく思ってないので、使いにくいとはいっても慎重な発言と政策で防衛費も伸張するんじゃないでしょうか?しかも久間在籍第2次橋本内閣は一年未満で解散。 第2次橋本内閣改造内閣も同様。この後小渕、森で、自民崩壊となり、数でしか勝負できない内閣へ突入。つい先頃55年体制崩壊の立役者?宮沢元首相お亡くなりになりましたが、そもそも安部内閣、閣僚に経験者少なすぎではないでしょうか?失言は森元首相お得意芸でしたが、今回2007年6月30日、麗澤大学での講演は、選挙終わってからでも、云いたければ後の批判を無視して発言するのは自由でしょうけど、あのタイミングは思慮が足らない。火に油。後の批判は支持率に何の影響もない。そう考えるのは自由ですが、選挙を楽しみにしてしまったようです。
無料カウンター

Labels:

0 Comments:

Post a Comment

Subscribe to Post Comments [Atom]

<< Home